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執筆者の写真asaratopanman

King of asalatist watariへのインタビュー



アサラト死亡遊戯恒例のゲストにインタビューコーナーです。

今回は自他ともに認める、世界一のアサラティストWATARIに色々聞いてみました。

アサラト同様、物事を深く考えて自分なりの答えを導きだすWATARIが考える「アサラト」そして「バトル」とは


以下インタビュー


司会

おつかれさまでした!

とりあえず100人組手、やってみてどうでしたか?


WATARI (以下 W)

疲れましたね!

今回、自分的な試みとしていつものバトルスタイルとは違って、なるべく相手のリズムに乗って、なおかつ返してみようとしてみましたけど

普段やって無い事を挑戦したりしてミスもしましたし、

難しかったですね


司会

普段のバトルスタイルというのはどういう事ですか?


W

バトルにも色々なスタイルがあると思うんです。

本当にその場で思いついたリズムをやるスタイル

HIPHOPのバトルで言う所のトップオブザヘッドってやつなんですけど

僕の場合、色々なリズムフレーズを沢山ストックしておいて、その時相手がやってきたリズムに一番合うリズムをストックから出す感じです。

バトル本戦の時は自分自身めっちゃ入り込んでてバチバチオーラ出してると思うんですけど、今日はもうちょっとラフに臨めて、ミスもしたけどめちゃ楽しかったですw



司会

今日100人組手やってみて印象に残った事やなにかアドバイス等はありますか?


W

ここ最近、日本のアサラトのレベルも上がってきていてみんな難しい事が出来るようになってますよね〜

それに難しい事をやりたくなる気持ちもわかります。

でも当てとか入れないで、フリフロとシェイクとエアターンだけでもヤバいリズムは作れるし、組み合わせ次第や抜き方次第でびっくりするようなかっこいいフレーズが作れるのでそういう所にフォーカスした練習も大事だと僕は思います。


司会

テクニックよりもグルーヴを大切にした方が良いということですか?


W

もちろんテクニックも大事です。

特にバトルで勝ち上がるには絶対的に必要

でもグルーヴありきのテクニックが一番だと僕は思いますね


司会

ありがとうございます。

ここからは質問コーナーとしまして、参加者のみなさんから質問を聞いてみましょう。

と、いきなりですが僕からの質問ですw

アサラトをやり始めたきっかけとハマりどころはなんですか?



W

僕が初めてアサラトに触れたのは12年前くらい、タイのパーイという所でした

そこで出会った日本人の旅人が持っていて

その人はエアターンまではぎりぎり出来るくらいの感じでした。

それでその人の演奏を見させてもらって「かっけー!」って思ったのを覚えていますね〜

んでその後、日本をヒッチハイクで回っている時、青森のクラブでVJがHIFANAがアサラトをやっている映像を流していたんですね

それを見て「アサラトってこんな事も出来るんだ〜」ってさらに食らって

それで自分のアサラトをゲットしました。


司会

ちなみに12年間アサラトを続けてこれたアサラトの魅力はなんですか?


W

やっぱり「気持ちいい」からじゃないですか??


司会

どのへんが「気持ちいい」んですか?w


W

それは〜もうみなさん経験してるんじゃないですか??

例えば僕なんかは自分の部屋で一人眼をつぶってリズムを掘ってる時なんかはたまーにですが

空間もなく、時間もなく、自分という存在すらもない世界までぶっ飛ぶ時がありますねw

そこで「は!」と今の世界に帰って来た時に

「気持ちいい〜〜」

ってなりますw


もう一つ理由があるとすれば、上手い人たちと切磋琢磨出来るからかな?

僕が始めた頃って今ほど情報もなかったんですがそれでも0ではなかったんです

それこそ響君の動画はあったし、北海道の膝十字って人達がトリック系の技を動画で紹介していたりしました。

アサラトナイトでnuchigusuiのプレイに衝撃を受けたり、

その中でみんなスタイルは違うけどあの人のやっているあの技を自分のスタイルに落とし込んだらどうなるか?っていうのをずっとやり続けています。

だから今から最近始めた人やこれから始める人は追いかける人が沢山いるからめっちゃ楽しいんじゃないですかね〜?




司会

まさにアサラトリックですね!

さてそれでは参加者のみなさんからの質問コーナーを開始しましょう!


質問

先ほどのワークショップに参加したものなんですがWATARIさんの説明はリズムを言語化していてとてもわかりやすかったんですが、いつもそれを意識してやっているんですか?


W

あ、良い質問ですね〜w

言語化を考えてやってる訳ではないんですが、いつも練習ではなんとなく振るという事はしないでどうすればこのリズムをスムーズに綺麗に鳴らせるか、を意識します。

具体的に言うと、例えばグーフィ(WATARIのオリジナルスタイル)の時に紐が当たっている薬指の感覚がどう感じているかを観察する事によって

ここの感覚がどうなっている時が綺麗になっているかとかを分析するんです。

そういうポイントが無数にあるのでそれを全部試して行きます。

100回なにも考えずに練習するより感覚を探りながら10回練習する方が効率的だと僕は思います。

その結果、誰かに説明する時に言語化しやすいという事になるんですかね


司会

なるほど、感覚の一個ずつを探っていくというのはちょっとヨガに通じるものがありそうですが、ヨガやってます?


W

やってないですw



質問

子どもさんにはアサラトをやって欲しいと思いますか?



W

もちろんアサラトをやって欲しいとは思いますがアサラトに限らず音楽には興味を持ってもらいたいと思っていますね、音楽は人生を豊かにしますから

今、上の息子は4歳で、まだフリフロは出来なくて、教えてもやってくれないですけどいつかはセッションしたいですね

話は変わりますが、うちはおこずかいはセッション制にしようかと思ってるんですw

親父と良いセッションが出来たらそれに見合ったギャラを貰うみたいなw

中学生くらいになって思春期が訪れて、親父と顔も合わせたくないみたいな時でもお金が発生するとなったら

「親父、セッションしようぜ」ってなるんじゃないかな?

まあ先の話なんでどうなるかはわからないけど、今はそんな小さな夢を持っています。


質問

元々聴いていた音楽のジャンルは何ですか?



W

初めてかったCDは「いとしさと恋しさと心強さと」だったかなw

その後はミスチルとかを経て、ブラフマンを好きになって、旅に出てトランスとかインスト系に走りました。

バンドもやってオリジナル曲とかも作ってましたね!

まあ、なんというかどこにでもいるような奴ですねw

ギター買って女の子にモテたいみたいな?w


司会

実際アサラトやって女の子にモテましたか?



W

え?どうだろwでもアサラトの演奏見たり音聴いたりしても「抱かれたい」とはなりづらくないですかw


話は飛びましたが、僕は(練習する時は)音楽に合わせてあんまり振らないんです。

反復練習の時は合わせて振る事もあるけど。


なぜあまり合わせて振らないかというと

音楽はもう完成しちゃってる物で、自分がミスったり、止まっても音楽は流れている。

要はカラオケと一緒です。

でも気持ちよいからそれで満足してしまう。


僕はアサラトで音楽を作りたいんで、(練習する時に)音楽に合わせて振ってしまうとあまり意味のない物になってしまうかな?僕にとってはですけど


司会

ありがとうございます

今年はアサラトナイトが京都で開催されるとかされないとか、

もちろんメインの企画はバトルになると思うんですが

アサラトバトルに挑む人に向けてのアドバイスはなにかありますか?


W

もちろん人それぞれアサラトやバトルへの向き合い方が違うからあくまで自由にやればいいと思うんです

でも「バトルで勝ち上がる」という事に限定して、なおかつ審査員の目線から言わせてもらうとグルーヴの違うリズムのストックを沢山持っておくのが大事だと思います。





司会

今後のアサラト界へのなにかビジョンとかこうなって欲しいとか希望はありますか?


W

もちろん広がってほしいと思います。

誰が見ても「なにそれ?」ではなく

「アサラトだ」ってなってほしいなって思います。

もうちょっとつっこんで希望を言うと

アサラトって見た目も面白いし、けんだまやジャグリングとも通じるものがあるし、それがアサラトの魅力の一つなのは間違いないんですが、

僕のスタイルとしてはやっぱり「音楽」をやっているので

楽器として認知されたいですね。


以上


普段SNSや動画では見れない、お茶目な一面も覗かせつつ

アサラトの演奏では絶対的な存在感を見せつけていったWATARI

世界最高のアサラティストである事は間違いない

そんな彼を相方として持っている自分はなんて幸せなんだろうと改めて思いました。


そんなWATARIは東京の自身のお店でアサラトワークショップを開催しています。

参加希望の方や開催日の質問は

ome.asalato@gmail.com

までメッセージ送ってください。


そして東京ですが料理もお酒もアサラトも間違いない彼のお店も是非遊びにいってみてください。

Dining for relaxation

いまここ

http://www7b.biglobe.ne.jp/~imakoko/imakoko/imakoko.html

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